救急救命講習を実施しました
この度AEDの導入に伴い、社内にて救急救命の講習を行いました。
新型コロナウィルス感染症対策のため、全員マスク着用、手指の消毒、各グループに分かれて講習に取り組みました。
SECOMのご担当者様にお越しいただき、AED使用の流れと心肺蘇生を教えていただきました。
AEDの使用方法についての講習は、機器から発せられる実際の音声を使用しながら現場の流れを確認いたしました。
心肺蘇生については、要となる胸骨圧迫はどうしても体験を伴わないと実際の現場で行うことが出来ないということで、一人ひとりテンポや強さを丁寧に教えていただきながら練習を行いました。
女性の方々は最初、十分な力が伝わらず満足な胸骨圧迫が出来ませんでしたが、肘の伸ばし方、体重の乗せ方、押す場所を教えていただき、
無事全社員合格点をいただきました。
実際の有事の現場で、女性が心臓マッサージを行ったところうまく押せなかったため、胸を強く叩いたら奇跡的にも一命をとりとめたという事例もあるそうです。
教わったことを忠実に行うのももちろん大切ですが、まずは助けたいという気持ち、そして行動するということの大切さが分かりました。
今やAEDは多くの公共施設で見られることが出来ます。そして、日本で毎日200人の命が心室細動という不整脈によって突然命が失われているそうです。今回のような講習を受け、万が一に備えられる人が一人でも多くなることを願います。
私は個人的にも救急救命の講習を受けた経験がありますが、会社として講習を実施することは、とても意味があることだと思っています。
私たちは温泉ポンプに加え、国内では災害用、海外ではインフラ用のポンプを扱い、生命に必要な水と人とを繋げています。そのような活動をしている弊社にとって、「生きる」ことはとても大切なテーマです。
会社の敷地内には災害用ポンプも備えており、非常事態に対応できる、そして地域住民の方々や学生のみなさんから頼っていただける。そのような存在でありたいです。
令和2年10月12日
企画海外部
船井