外務省の経済社会開発計画 ホンジュラスへ行ってきました。 : おかもとポンプ株式会社 公式サイト

2022.9.1

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外務省の経済社会開発計画 ホンジュラスへ行ってきました。

外務省の「経済社会開発計画」にて納入した弊社ポンプの据付指導のため、7/22~8/1の日程でホンジュラス共和国へ行って参りました。
今回は井戸掘削と水中モータポンプ据付がセットになった案件で、井戸掘削については鉱研工業株式会社様が担当されました。水中モータポンプの据付については、おかもとポンプが担当しました。

ホンジュラスは中南米に位置し、メキシコから飛行機で2時間少しの距離です。弊社の納入先として近年ではアフリカ地域が多いので、中南米地域へは久しぶりの納入になります。

私たちの過去の導入実績については以下をご覧ください。
導入事例(海外納入実績) : おかもとポンプ株式会社 公式サイト (okamoto-pump.co.jp)

初めての掘削現場

研修は、7/25~7/29の5日間行われ、敷地内に井戸を掘りながら進められました。

ポンプメーカは、井戸を掘る現場に立ち会うことはほとんどありません。私自身井戸を掘る様子は初めて見ました。掘り進むにつれ、井戸から出てくる土砂が、岩から砂利、泥水へと変わっていき、最後に水が出てきたときは感動しました。

残念ながら、今回掘った井戸は流量が少なく、私たちのポンプを実際に据付するところまで至りませんでした。そのため、研修は座学にて行いました。

研修期間中は、首都のテグシガルパに滞在しました。森林を開拓して作られたような感じの町で緑がたくさんあり、きれいでした。道端にゴミが落ちていないのにびっくりしました!(アフリカでは大体ゴミだらけです)

ホンジュラスは赤道付近にありますが標高が高いので涼しかったです。逆に帰国してから、日本の蒸し暑さにびっくりしました。

苦労したこと・・・

苦労したことは、ホンジュラスは公用語がスペイン語なので、英語はほぼ通じません。レストランのメニューはスペイン語で書かれており、何を書いているか分からず、食事をするのも一苦労でした。食事は美味しかったですが、言葉の問題で一人では何もできず、通訳の方に感謝しております。

今後も無電源地域で

コロナウィルス感染拡大の影響でしばらく海外案件はストップしていました。しかし、今年に入り渡航を伴う据付、トレーニングの案件が増えてきました。
我々おかもとポンプは、コロナに負けず、無電源地域でも使用可能な「ソーラータンデムポンプシステム」を中心に、開発途上国での水アクセス向上に貢献できる様、海外事業を進めて参ります。

技術部
2022.08

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