国際協力機構 アフリカ地域村落飲料水管理研修員様をお迎えしました : おかもとポンプ株式会社 公式サイト

2023.12.18

トピックス topics

国際協力機構 アフリカ地域村落飲料水管理研修員様をお迎えしました

11月20日(月)、(独)国際協力機構によるアフリカ地域 村落飲料水管理(B)コース研修のため、アフリカ4か国(ガンビア、ケニア、ルワンダ、ウガンダ)より研修員4名がおかもとポンプ本社に来社されました。研修員は、各国の飲料水対策ご担当の国/自治体職員および企業のエンジニアの方々です。

コロナ禍が落ち着き、今年度より研修が再開され4年ぶりのお迎えとなりました。

アフリカ地域の村落部では、安全な水が確保出来ないために5歳未満児の死亡率が高く、また水源も遠く女性や子供たちの大きな負担となり学校に行けないなどの弊害が起きています。

研修に先立ち、当社のODA(政府開発援助)にかかわる活動、特にアフリカ諸国に対するタンデム式ソーラーポンプシステムを導入し子供たちを『水汲み労働』から解放する活動など当社のODAへの思いをお伝えしました。

研修はまず講義で井戸・水中ポンプの基礎知識、技術的知識、当社のタンデム式ソーラーポンプシステムについて説明、水中ポンプのカットモデルを使用してポンプ内部の仕組み、材質等を理解していただきました。

説明の途中、研修員より質問が飛び交い、技術や価格に高い関心を示されました。水に関する課題・問題解決のためにポンプ購入を具体的に検討されているようです。

続いて工場でポンプ性能試験を見学、当社敷地内にあるタンデム式ソーラーポンプシステムを実際に見ていただきました。ここでも井戸の深さや計装機器などについて質問を受けました。

感想

今回の研修を通じ、アフリカ諸国の方々のポンプに対する関心の高さを感じるとともに、各国の水に関する課題を当事者から直接伺えました。当社製品がアフリカの村落給水に役立てるよう、普及活動を進めてまいります。
また、当日は暖かい日でしたが、研修員にはマフラー姿の方も、裸足にサンダルの方もおられ、人それぞれでした。みなさん日本茶を気に入られたようです。 “日本人は親切で優しい”と話されており、嬉しくなりました。

企画・海外部 西嶋

製品に関するお問い合わせ・資料請求はこちら

03-3803-4511(代表)