井戸の復活、未来への備え
東京都大田区に位置する由緒ある寺院に、手押しポンプ(ZO-Ⅲ-1200)と100Vの浅井戸ポンプを設置いたしました。昔話に出てくるような大きな井戸には、新たに製作した井戸蓋も設置しました。
御住職様が幼い頃、この井戸水はお風呂などの生活用水として使用されていたそうです。上水が通ってからは使用されなくなり、長い間眠っていたこの井戸を今回防災のために手押しポンプを設置し蘇らせました。
また、100Vの浅井戸ポンプで汲み上げた水は、現在は水がなく枯れ木で覆われている近くの池に利用される予定です。再び池一面に水が広がり、季節ごとに様々な鳥や動物や生き物たちが訪れる美しい光景が目に浮かびます。
災害時の役割
お寺は災害時において多くの重要な役割を果たします。地域社会の避難所や支援拠点として機能することが多い中、大切な水を確保することはとても重要なことかもしれません。今回私たちが設置した手押しポンプや浅井戸ポンプが、もしもの時に人々に役立つことを願っています。人々の暮らしに貢献できるモノづくりこそが私たちの役割かもしれません。