避難訓練を実施いたしました【BCP委員会】
避難訓練を実施(震度5強を想定)
2025年10月17日(金)午後13時、東京都で震度5強の地震が発生したと想定し、社内避難訓練を実施いたしました。事前に関係者で打ち合わせを行い、当日は各自が役割分担に沿って迅速に行動。各部の担当者が点呼を取り、防災事務局の神山取締役・伊藤取締役を経て、岡本社長へ社員全員の安否を報告しました。その後はグループに分かれて防災備品の稼働状況を確認いたしました。
ライフライン確保に向けた実践訓練
今回の訓練では、災害時のライフライン確保を目的に、以下の設備の使用方法を学びました。
・タンデム式ソーラーポンプシステムの使用方法
・ポータブル式発電機の使用方法
・大型発電機の使用方法
・非常用ソーラー電源の確認
非常用ソーラー電源について
非常用ソーラー電源は、災害時や停電時に太陽光で発電した電力を活用できる設備です。最大約1,500Wまで使用可能で、スマートフォンの充電、テレビ、ラジオ、扇風機などの基本的な家電を同時に使用できます。停電時には「自立運転モード」に自動で切り替わり、専用の非常用コンセントを通じて電力を供給します。通常の家庭用コンセントとは異なるため、使用時には注意が必要です。なお、当社の設備には蓄電機能がないため、太陽光で発電している時間帯のみ利用可能です。実際の災害時には、近隣の方々のスマートフォン充電を優先して対応する予定です。
参加者からは「実際に作動させてみて気づくことが多かった」との声もあり、非常に有意義な訓練となりました。災害時における電力確保の重要性を改めて認識する貴重な機会となりました。いざという時に備え、こうした避難訓練は非常に重要です。今後も定期的に訓練を実施し、社員一人ひとりの防災意識と対応力の向上に努めてまいります。